2026/06/25 11:15
先日発表されたとおり、オリヴィア・ロドリゴの3rdスタジオ・アルバム『恋に落ちた女の子にしては、なんだかずいぶん悲しそうだね』が、2026年6月27日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。ルミネイトによると、初週(6月12日~18日)に米国で485,000ユニットを獲得し、自身最高記録となった。さらに、5月初旬には先行シングル「drop dead」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で初登場1位を記録。同アルバムからは計4曲のトップ10ヒットが生まれている。
これにより、オリヴィアはキャリア最初の3枚のスタジオ・アルバムすべてがBillboard 200で1位を獲得し、なおかつ各作品から少なくとも1曲のHot 100首位曲を生み出したことになる。
Billboard 200 1位:『サワー』/Hot 100 1位曲:「drivers license」「good 4 u」(2021年)
Billboard 200 1位:『ガッツ』/Hot 100 1位曲:「vampire」(2023年)
Billboard 200 1位:『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』/Hot 100 1位曲:「drop dead」(2026年)
Billboard 200が週間チャートとなった1956年以降、そしてHot 100が創設された1958年以降、この偉業を達成したアーティストはオリヴィア以前に1組しかいない。それが、デスティニーズ・チャイルドでの成功を経てソロ・アーティストとなったビヨンセだ。ビヨンセの最初の3枚のスタジオ・アルバムと、それぞれのHot 100首位曲は以下の通り。
Billboard 200 1位:『デンジャラスリー・イン・ラヴ』/Hot 100 1位曲:「Crazy in Love」(feat. ジェイ・Z)、「Baby Boy」(feat. ショーン・ポール)(2003年)
Billboard 200 1位:『ビーデイ』/Hot 100 1位曲:「Irreplaceable」(2006~07年)
Billboard 200 1位:『アイ・アム…サーシャ・フィアース』/Hot 100 1位曲:「Single Ladies (Put a Ring on It)」(2008~09年)
ビヨンセとオリヴィア以外にも、この記録にあと一歩まで迫った著名アーティストは存在する。その代表例がザ・ビートルズとマライア・キャリーだ。ザ・ビートルズは、アメリカで発売した最初の4枚のアルバムすべてからHot 100首位曲を生み出したが、そのうちBillboard 200で1位になったのは3作品だった。唯一届かなかった『イントロデューシング・ザ・ビートルズ』は最高2位で、9週間にわたり『ミート・ザ・ビートルズ!』(11週1位)の首位を阻むことができなかった。なお、この記録は1964年のわずか6か月間で達成された。
一方、マライア・キャリーは、1990年から1999年にかけて発表した最初の6枚のオリジナル・スタジオ・アルバムすべてからHot 100首位曲を輩出した。だが、そのうちBillboard 200で1位を獲得したのは4作品のみで、『エモーションズ』は最高4位、『レインボー』は最高2位だった。
また、ザ・モンキーズ、ライオネル・リッチー、故ホイットニー・ヒューストン、アリシア・キーズ、ハリー・スタイルズらも、キャリア最初の3枚のアルバムがBillboard 200で1位を獲得し、かつHot 100首位曲を生んだという記録にあと少しのところまで迫っていた。
さらに、キャリア初期ではないものの、連続する3枚以上のスタジオ・アルバムがBillboard 200で1位を獲得し、それぞれからHot 100首位曲を生み出したアーティストとして、故マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソン、ドレイク、レディー・ガガ、テイラー・スウィフトらの名前も挙げられる。
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